飲食店スタッフのマスク着用に関する消費者の本音&おすすめマスク
2023年3月13日以降はマスクの着用が個人の判断に委ねられるようになり、5月8日以降は新型コロナウイルスの感染症法での位置づけが5類に移行されました。
飲食店でもマスクを外すお客様が増えましたが、スタッフは外していないというお店が多いでしょう。
飲食店のスタッフも個人の自由でマスクを外してもいいのでしょうか?
消費者が飲食店を利用する際の本音とは?
飲食店向けのおすすめマスクとは?
こちらでは、口元が見えるシールドマスク「マスクリア」を販売する菱神産業株式会社が、飲食店スタッフのマスク着用に関する消費者の本音を調査し、飲食店のスタッフが求められていること、今後の対応についてまとめました。
アフターコロナでの飲食店のマスク事情
マスクの着用が個人の自由になったとしても、マスクを外せない事情はいくつかあります。
「花粉症だから」「顔を見られるのが恥ずかしい」など、感染対策以外の理由もあり、マスク着用を継続している人も多いです。
一方でマスクを外している人もいます。
外出をすると飲食店を利用する場面もありますが、客側のマスクの着用は自由です。
アフターコロナとなった今、飲食店ではマスクの着用や感染症対策にどう取り組んでいけばいいのでしょうか。
まずはアンケートからリアルな声や認識について、確認してみましょう。
- 飲食店でマスクを外す客が増加中
- 飲食店が求められる感染症対策とは
- 飲食店でのマスクエピソード
飲食店でマスクを外す客が増加中
飲食店を利用する際の消費者を対象にしたぐるなびのアンケート結果です。
2023年3月13日にマスクの着用が任意になると、「飲食の始まりから終わりまでは外す」「店内ではずっと外したまま」「入店前からマスクはしない」と考えている方が増えています。
「飲食をするときだけ外す」という考えの方も減ってはいますが、一定数いるというのもわかります。
食事をする際は必ずマスクを外すシチュエーションとなりますので、考え方が二極化されているといえるかもしれません。
さらに他の来店客についての気持ちについては、以下のようなアンケート結果が出ています。
全体的には「食事が始まったら、マスクは着けなくても気にならない」が36.8%という結果になりました。
年代別で比較すると、年齢層が上がるほどマスクの着用を求めているといえるでしょう。
飲食店が求められる感染症対策とは
では飲食店を利用するお客様は、店舗やスタッフの対応についてどのような感染症対策を求めているのでしょうか。
換気やマスクの着用、席間隔の調整が50%以上を占めており、店舗としてはまだまだ感染症対策が求められているという結果になりました。
「客として来店する際にはマスクを外したいけど、接客をするスタッフにはマスクを着用してほしい」という本音もわかります。
飲食店でのマスクエピソード
飲食店でのマスクに関するエピソードもご紹介します。
食べ放題でマスクを付けていない人がいて困惑することがあります。(30代男性)
ぐるなびより引用
私自身ではなく、仲間がマスクに無頓着で周囲から白い目で見られて困惑してしましました。(30代男性)
ぐるなびより引用
調理の方が適切にマスクを着用していれば、気にならない。(20代女性)
ぐるなびより引用
これらの声から、このような消費者の本音があるといえます。
- マスクは外したいけど、周囲の人のノーマスクは気になる
- 周りの目が気になるからマスクを着ける
- 最低限でも料理への配慮は必要
飲食店は料理を取り扱う店なので、感染症対策に関してはシビアな目で見られる業界だといえます。
マスクの着用は個人の自由とはいわれていますが、周囲への配慮も必要であるとわかります。
飲食店スタッフのマスク着用について
上記のアンケート結果をみると、飲食店のスタッフとして仕事をする際にはマスクを着用した方がいいといえるでしょう。
アフターコロナの飲食店と感染症対策の付き合い方について、考えてみましょう。
- 自治体の感染症対策と飲食店
- 飲食店スタッフのマスク着用について
自治体の感染症対策と飲食店
コロナ禍では自治体から飲食店に自粛要請がでたり、感染症対策のためのガイドラインが提示されていました。
しかし2023年5月8日以降は自治体から飲食店に感染症対策を求められることはありません。
5月8日以降は、都が感染防止対策を一律に求めるのではなく個人・事業者の状況に応じた自主的な判断と取組が基本となります。
東京都防災ホームページより引用
完全に店舗ごとの判断となるわけですが、自治体によっては事業者の取り組みを支援するような動きもあります。
例えば神奈川県では、お店や施設の感染症対策を見える化して、お客様の安心につながるような取組書をダウンロードできるようになっています。
神奈川県の「お店や施設等での感染防止対策について」はこちらより、ご確認ください。
自治体ごとでのサポート体制について、一度確認してみるといいでしょう。
飲食店スタッフのマスク着用の是非
飲食店のスタッフに限らず、コンビニや鉄道各社においても「客は任意、従業員はマスク着用」というスタンスをとっている業種が多数あります。
もちろんマスクの対応に関して法的な制限はありませんので、各事業者ごとの判断が重要になります。
飲食店では、スタッフのマスクなし接客を推奨する企業もありますが、マスクが当たり前の生活を3年以上続けているので抵抗を感じるお客様もいるかもしれません。
多くの業種や企業で、従業員のマスク着用に関しては「世間の様子を見て、外すタイミングをうかがっている」というのが正直なところだといえるでしょう。
接客時スタッフのマスク対応のデメリット
マスクの着用が当たり前だったとはいっても、やはりマスクによるデメリットも感じられるというのが本音でしょう。
飲食店のスタッフがマスクを着用していると感染症対策は申し分ありませんが、以下のようなデメリットがあります。
- 笑顔が見えない
- 熱中症対策が必要
- スタッフが気持ちよく働けるか
笑顔が見えない
コロナ以前では飲食店では、笑顔の指導は接客の第一歩といっても過言ではありませんでした。
笑顔で接客をするとお客は気持ちよく食事ができ、満足度も上がります。
居酒屋のような何度も注文をするようなスタイルの飲食店であれば、売り上げにも大きく影響したでしょう。
しかしマスクを着けるとスタッフの表情は見えにくくなり、なんとなく店の活気もなくなったような雰囲気を感じた方もいるのではないでしょうか。
スタッフの笑顔は、お店の雰囲気やお客様とのコミュニケーション、楽しい食事の場を提供する環境作りのひとつとなります。
熱中症対策が必要
マスクを着けるとマスク内の温度が上がる、酸素が低下する危険もありますので、熱中症対策を考えておかなくてはいけません。
特に飲食店の厨房は火を扱うため過酷な環境となりますので、熱中症への注意が必要です。
ホールスタッフも汗をかいていますし、お客様と話しをしながらの作業になりますので熱中症の危険はあります。
スタッフの健康管理という面でも、マスクは取り扱いに注意が必要です。
スタッフが気持ちよく働けるか
マスクをしての飲食店の業務は、感染症対策上は仕方がないかもしれません。
しかしマスクは蒸れる、苦しい、メイクが崩れる、話しにくい、といったデメリットがあるために、着けていて快適なものとは言いにくいというのが本音です。
スタッフの中にも普段の生活ではマスクを外すという、選択をする人もいるでしょう。
普段マスクを外すと、業務中とはいえマスクの息苦しさを感じるスタッフも出てくるかもしれません。
気持ちよく働く職場を作るという意味でも、マスクはデメリットといえるでしょう。
透明マスクという選択肢
不織布マスクのデメリットを感じるようであれば、透明マスクを取り入れるという選択肢もあります。
透明マスクは、不織布マスクのデメリットをこのようにカバーしてくれます。
- 笑顔と声がハッキリ届く
- 苦しくなく気持ちよく働ける
- 肌荒れやメイク崩れの心配がない
- 繰り返し使えて経済的
笑顔と声がハッキリ届く
透明マスクであれば、口元も見えるので、笑顔と声がハッキリと届きます。
注文を聞く際や、トイレの場所を聞く、特別なオーダーをする際など、スタッフの声が聞こえにくいとお客様のストレスになってしまう可能性もありますが、透明マスクなら解消されます。
自然に気持ちのよいコミュニケーションがとれるようになり、お客様も安心して食事ができるようになるでしょう。
苦しくなく気持ちよく働ける
不織布マスクの苦しさがないので、スタッフは活気ある雰囲気で仕事ができるようになります。
不織布マスクを着けて話をすると、苦しくなったり、頭が痛くなったりした経験のある方もいるでしょう。
接客だけでなく、スタッフ同士のやり取りもスムーズになります。
肌荒れやメイク崩れの心配がない
不織布マスクは擦れて肌荒れの原因になったり、蒸れてメイク崩れの原因になりました。
普段はマスクを外すというスタッフが増えてくると、肌荒れやメイク崩れに関して気にするようになるでしょう。
透明マスクであれば、それらの悩みも解消されます。
繰り返し使えて経済的
不織布マスクは使い捨てが基本ですが、透明マスクやフェイスシールドといった類のマスクは繰り返し使用できます。
取り外して洗浄をしたり、劣化が気になる場合には交換フィルムのみ購入すれば土台部分は何度も使用できます。
長い目で見ると透明マスクの方が経済的だといえるでしょう。
口元が見える透明マスクはシールドマスク「マスクリア」がおすすめ
菱神産業株式会社より引用
透明マスクを飲食店で導入するのであれば、口元が見えるシールドマスク「マスクリア」がおすすめです。
マスクリアには、以下のような特徴があります。
- オリジナルデザインができる
- サイズが調節できる
- 交換フィルムは4タイプ
オリジナルデザインができる
透明マスクの他社にはないマスクリアの大きな特徴として、オリジナルプリントがあります。
飲食店であれば「イベントの情報」や「お店のロゴ」をプリントしてもいいでしょう。
スタッフの制服のひとつという感覚で、オリジナルのマスクリアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
サイズが調節できる
一般的な不織布マスクはサイズがあり、男性と女性で同サイズを使用するのは厳しいです。
しかしマスクリアは調節リングがついているので、ワンサイズでスタッフ全員が使用できます。
私物の不織布マスクを業務で使用するとなると、色やデザインの指定もしなくてはいけませんが、そのような心配もいりません。
交換フィルムは4タイプ
マスクリアは土台は同じものを使用しますが、交換フィルムには4タイプがあります。
- 高さ65mmの標準タイプ
- 高さ85mmのハイタイプ
- お椀型の曲線のあるフルカバータイプ
- 高さ150mmのフェイスシールドタイプ
交換フィルムは、業務内容や好みによって使い分けが可能です。
飲食店にはマスクリア
菱神産業株式会社より引用
マスクリアは洗浄すれば1枚のフィルムで、1ヶ月~3ヶ月使用できます。
国内唯一の特許取得済みの透明マスクとなっており、高品質で安心して使用できます。
「ベーシック」と「エコノ」の2種類ありますので、使いやすい方を選んでください。
ベーシック | エコノ | |
---|---|---|
メーカー小売り希望価格 | 1,958円(税込)/1個 8,800円(税込)/5個 |
649円(税込)/1個 5,940円(税込)/10個 |
カラー | ホワイト ライトピンク |
ホワイト |
セット内容 | 本体×1 クロス×1 携帯袋×1 ネックストラップ×1 |
本体×1 クロス×1 携帯袋×1 |
本体採寸 | W135×D55×H90(mm) | W130×D50×H90(mm) |
本体重量 | 14g | 6g |
生産国 | 日本製 | 韓国製 |
品番 | WM-BASIC-1 | WM-ECONO-1 |
JANコード | 4580468701009 | 4580468799934 |
特許 | 特許第5096632号 | 特許第5174984号 |
飲食店では適切な感染症対策を
アフターコロナとなっても、新型コロナウイルスが消滅したわけではありません。
特に食べ物を商品とする飲食店では、最大限の配慮をした接客の継続が必要になるといえます。
お客様は、「周りの人がマスクをしているのか」「スタッフがマスクをしているのか」を気にしています。
気持ちよく快適な時間を過ごしていただければ、食事もより美味しく感じていただけるはずです。
感染症対策をしつつ、スタッフの接客を届けられるように最適なマスクを選ぶようにしましょう。
換気や手洗いといった基本的な対策は継続し、時代に柔軟に対応していけるようにしたいですね。