業務用空気清浄機(カルテック)!光触媒・オゾン・活性炭の脱臭
業務用空気清浄機は、脱臭機能を求める人も少なくありません。脱臭の仕組みは光触媒やオゾン、活性炭の3種類にわかれます。また、脱臭機を利用したい人は、吸引タイプにするのか放出タイプにするのか検討する必要があります。
光触媒・オゾン・活性炭それぞれの脱臭の仕組みとは?
脱臭の仕組みは、光触媒、オゾン、活性炭の3種類にわけられます。どのような特徴があるのか見ていきましょう。
光触媒
光触媒は、蛍光灯の光や太陽の光に反応して酸化還元作用を引き起こす二酸化チタンが主な原料です。酸化還元反応を起こす際、二酸化チタンは変化せず、二酸化チタンに付着した物質が反応します。
光触媒による脱臭は、室内の空気を吸引し光触媒に付着させ、光を当てることにより、臭いのもとでもある細菌が酸化還元反応によって分解されることで起こります。
光触媒の細菌分解能力はオゾンの1.5倍、次亜塩素酸の2.2倍といわれています。
オゾン
オゾンは、大気中に存在する気体分子の1つです。化学式では「O3」と表されます。オゾンには結合力が弱い性質があり、すぐに酸素「O2」と酸素原子「O」に分解してしまいます。
酸素原子は強い酸化作用があり、ウイルスや細菌などを分解することができます。結合が弱いという性質があるオゾンだからこそ酸素原子を作り出しやすく、除菌や脱臭能力に優れています。
活性炭
活性炭は脱臭作用があることで有名ですが、空気清浄機のフィルターとしても用いられています。脱臭炭は、炭自身が臭いのもとを吸着することで脱臭しています。シート化したものやフィルター化したものがあり、空気清浄機内に設置することで脱臭作用を得られます。
光触媒、オゾン、活性炭はいずれも臭いを取り除くものとして活用されています。この3種類の中でも光触媒は、臭いのもとである細菌を分解、除菌することで脱臭しており、有害物質を分解することもポイントです。
脱臭機には吸引タイプと放出タイプがある
脱臭機は、吸引タイプと放出タイプの2種類にわかれます。
吸引タイプ
吸引タイプとは、室内の空気を吸引し、脱臭機や空気清浄機内で脱臭してから空気を放出するものです。脱臭機や空気清浄機内に光触媒や脱臭炭など、機器やフィルターが設置されています。
放出タイプと比較すると、比較的狭い空間で脱臭したいときにおすすめです。例えば、トイレやオフィスの会議室など、スポット的に脱臭したい場合に利用するとよいでしょう。臭いの気になる部分に置くことがポイントです。
吸引タイプはフィルターや内部の機器のお手入れをすることで、長く脱臭できます。フィルターにゴミが溜まっていたり、定期的なお手入れがされていなかったりすると脱臭の性能が下がるので注意してください。
放出タイプ
放出タイプは、オゾンや次亜塩素酸のように空気中に脱臭機能のある物質を放出して脱臭することがポイントです。吸引タイプと比較すると、オフィスや飲食スペースなど広い空間に向いています。脱臭機や空気清浄機から脱臭できる物質を排出していることから、スポット的な脱臭にはあまり向いていません。しかし、広い空間に向いていることから業務用として活用されています。
また、放出タイプは家具などに付着しているウイルスや菌の抑制にも役立ちます。吸引タイプでは脱臭機や空気清浄機内に取り込んだ空気のみ脱臭可能ですが、放出タイプの場合部屋全体の臭いを取り除けます。
狭い空間やスポット的に脱臭したい場合は吸引タイプ、広い空間に利用したい場合は放出タイプを選択しましょう。ただし放出タイプの場合は、オゾンや次亜塩素酸の濃度が高いことで人体に影響が出る可能性もあるため、安全に利用できるようチェックすることも忘れないようにしてください。
菱神産業 株式会社が提供する業務用空気清浄機はカルテック社の光触媒搭載!
業務用の空気清浄機を利用したい場合は、目的や設置場所に合わせて光触媒・オゾン・脱臭炭のものかを選択してください。光触媒や脱臭炭は吸引タイプ、オゾンの場合は放出タイプといった違いがあります。
どのような特徴があるのか理解したうえで、業務用空気清浄機を選んでください。
カルテック社の業務用空気清浄機は菱神産業 株式会社でも取り扱っております。興味がある方は、ぜひとも購入をご検討ください。