接客における笑顔がもたらす効果

接客においては、笑顔には以下のような効果があると考えられます。

・お客さまを安心させられる

笑顔がもたらす効果としてまず挙げられるのが、相手を安心させられることです。真顔や少し機嫌が悪そうな顔をしているスタッフよりは、笑顔で接客しているスタッフのほうが、お客さまにとっては無意識に安心できるものです。
特に慣れないお店に入るときは、お客さまはどうしても警戒してしまいます。そのため笑顔で接客をすることで、警戒心を解くことが求められます。

・お客さまから話しかけやすくなる

笑顔でいると、お客さまから話しかけられやすくなります。笑顔によって警戒心が解けて「この人なら話をしても大丈夫そうだ」と思ってもらえるのです。つまり笑顔でいれば、お客さまからの依頼や相談などのビジネスチャンスを逃がさないことにつながります。販売を行っているスタッフなら、笑顔でいることで売り上げの向上も期待できます。笑顔には、このような効果があるのです。

・店舗や事務所、施設が明るくなる

笑顔でいるスタッフが増えれば、その店舗や事務所、施設全体が明るくなります。笑顔は自然と周囲にもうつるものであり、笑顔でいる人が増えればより多くの人が笑顔になっていくかもしれません。そして店舗や事務所、施設全体が明るくなれば、お客さまからは「入りやすい店・施設」になります。

三段階の笑顔

実は、笑顔には大きく分けて三段階あります。それぞれの特徴を理解して使い分け、接客時にお役立てください。

・第一段階（10～20％の笑顔）

第一段階として挙げられるのは、10～20％程度の笑顔です。無表情の状態から少し口角を上げる程度が、この段階だと言えます。一人で仕事をしているときや、お客さまからの返答や書類提出などを待っているときなどには、この段階の笑顔を基本としましょう。少し口角を上げるだけでも、相手からの印象は大きく改善します。

・第二段階（50～60％の笑顔）

第二段階としては、50～60％程度の笑顔が挙げられます。上の歯を見せる程度の笑顔が、この段階です。第二段階の笑顔には、お客さまを安心させる効果が期待できます。お客さまに話しかける際はもちろん、明るい印象を与えたいときに活用するのがポイントです。

・第三段階（100％の笑顔）

第三段階は、思い切り歯を見せた状態で笑う、100％の笑顔です。いつも100％の笑顔でいると不自然ですが、よい話をする際やお客さまとの会話が弾んでいるときなどには、時折織り交ぜるとよいでしょう。

いずれの笑顔においても、ポイントは口元と目元の活用です。そのため、口元をしっかりと見せられる透明マスクなら、感染症対策をしつつお客さまによい印象を与えられます。ぜひ一度、透明マスクの導入をご検討ください。