溶接後のスパッタ除去を効率化!最適な装置の選び方&除去方法
スパッタ除去装置の選定基準!自社にあった商品を見つけよう!
スパッタ除去装置の導入を検討でしたら、菱神産業株式会社にお任せください。最適なスパッタ除去装置の選び方について、以下をふまえて詳しく説明します。
- 溶接スパッタとは?その発生メカニズムと悪影響
- スパッタ除去の重要性
- スパッタ除去方法の種類と特徴
スパッタ除去装置の導入に迷っているあなたのお悩みを解決します。
溶接スパッタとは?その発生メカニズムと悪影響

溶接スパッタとは、溶接作業中に発生する微細な金属粒子です。溶接時に高温で溶融した金属がアークやガスの影響を受けて飛び散り、周囲に付着します。このスパッタの発生原因は、主に以下の要因が考えられます。
スパッタの発生原因
要因 | 詳細 |
---|---|
電流強度 | 過大な電流、あるいは電流不足は溶融金属を不安定にし、スパッタを発生させます。 |
アークの不安定性 | アークが不安定だと、溶融金属が不規則に飛び散りやすくなります。 |
溶接速度 | 速度が速すぎても遅すぎても、スパッタの発生が増加します。適切な速度を維持することが重要です。 |
シールドガス | シールドガスの流量が不適切、あるいはガス中に不純物が混入している場合もスパッタ発生の原因となります。 |
母材の不純物 | 溶接母材に含まれる不純物や油分、酸化物もスパッタ発生を促進します。高品質な母材の使用が重要です。 |
溶接技術 | 溶接作業者の技術不足も、スパッタ発生の要因となります。適切な溶接角度や速度を維持する技術が必要です。 |
スパッタによる問題点
スパッタは、製品の品質低下や作業効率の悪化を招きます。
- 製品品質の低下:スパッタが溶接ビードに付着すると、外観不良や強度低下、腐食の促進につながる可能性があります。
- 作業効率の悪化:スパッタ除去作業に時間を要し、作業効率が低下します。
- 作業環境の悪化:スパッタが飛散することで、作業場の美観を損ねたり、火災の危険性も高まったりします。
- 健康被害:有害ガスを吸着したスパッタを吸い込むと、健康被害を引き起こす可能性があります。
スパッタ除去の重要性

溶接時に発生するスパッタは、単に見た目を悪くするだけでなく、製品の品質や後工程に様々な悪影響を及ぼします。その除去は、高品質な製品を作るため、そして作業効率やコストの面でも重要です。
スパッタ除去のメリット | 詳細 |
---|---|
後工程への悪影響防止 | スパッタを残したまま塗装すると、塗膜の密着不良や剥がれが発生し、防錆効果が低下して腐食の原因になります。 |
作業効率の向上 | スパッタを除去することで、後工程の手直し作業が減り、全体の作業時間を短縮できます。 |
コスト削減 | 手直し作業の減少は、材料費や人件費の削減に繋がり、生産コストの抑制に貢献します。 |
製品品質の向上 | スパッタを除去することで、溶接部の強度が確保され、高品質な製品を提供できます。また、外観の向上にも繋がります。 |
例えば、レーザ溶接の場合、スパッタは光学系部品に付着し、トラブルやレンズの破損に繋がることもあります。また、スパッタの除去作業自体が手作業の場合、時間と労力がかかり、自動化やロボット化の妨げになる可能性があります。このように、スパッタ除去は、製品の品質維持、作業効率向上、コスト削減に大きく貢献するため、溶接作業において非常に重要な工程です。
スパッタ除去方法の種類と特徴
スパッタ除去には、大きく分けて「手作業による除去」と「機械による除去」の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、状況に応じて適切な方法を選択することが重要です。
手作業による除去
手作業によるスパッタ除去は、比較的小規模な溶接作業や、複雑な形状のワークに適しています。手軽に始めることができますが、作業者の技量に左右されやすく、時間と労力がかかる方法です。代表的な工具と特徴は以下の通りです。
工具 | 特徴 | 適切なスパッタ |
---|---|---|
チッピングハンマー | 先端が鋭利なハンマーで、スパッタを叩き落とします。比較的大きなスパッタの除去に効果的です。 | 大きく、固着していないスパッタ |
グラインダー | 研磨砥石を高速回転させてスパッタを削り取ります。広範囲のスパッタ除去に適していますが、対象物の表面を傷つけやすいので注意が必要です。 | 薄いスパッタ、広範囲のスパッタ |
ワイヤーブラシ | 鋼線の束で、表面をこすり落とすようにスパッタを除去します。細かいスパッタの除去や仕上げに適しています。 | 細かいスパッタ |
ケレン棒 | 超硬チップを先端に備えた棒で、スパッタを削り落とします。狭い箇所のスパッタ除去に便利です。 | 固着したスパッタ、狭い箇所のスパッタ |
スケロ | 柔軟性のあるワイヤーブレードで、曲面にもフィットしてスパッタを除去できます。 | 曲面上のスパッタ |
これらの工具を使い分けることで、効率的にスパッタを除去できます。作業時は、安全メガネや防塵マスク、手袋などを着用し、安全に作業を行うようにしましょう。
機械による除去
機械によるスパッタ除去は、手作業に比べて効率的で、均一な仕上がりを得られることがメリットです。代表的な方法として、ブラスト装置とケミカル洗浄が挙げられます。
ブラスト装置は、研磨材を圧縮空気などで吹き付けてスパッタを除去する方法です。研磨材の種類や粒度を変えることで、対象物やスパッタの特性に合わせた除去が可能です。例えば、鋼材の頑固なスパッタには、アルミナのブラストが効果的でしょう。また、微細なスパッタには、ガラスビーズを用いたブラストが適しています。
ケミカル洗浄は、薬品を用いてスパッタを溶解・除去する方法です。酸性、アルカリ性の洗浄液があり、スパッタの成分や対象物の材質に応じて適切な薬品を選択する必要があります。ケミカル洗浄は、微細なスパッタの除去に効果的ですが、薬品処理後の洗浄や廃液処理が必要となるため、環境への配慮が重要です。
このように、機械によるスパッタ除去には様々な方法があり、それぞれに特徴があります。適切な方法を選択することで、効率的なスパッタ除去を実現し、高品質な製品の製造に貢献することができます。
スパッタ除去装置の選び方
スパッタ除去装置を選ぶ際には、いくつかの重要な要素を考慮する必要があります。適切な装置を選択することで、作業効率の向上、コスト削減、そして高品質な仕上がりを実現できます。以下に、装置選びのポイントをまとめました。
対象物・材質への適合性
金属の種類や表面処理によって適切な除去方法が異なります。例えば、ステンレス鋼には研磨剤を使ったブラスト装置は不向きな場合があります。アルミのような軟らかい金属には、傷をつけにくい方法を選ぶ必要があるでしょう。
スパッタの種類と量
スパッタの量が多い場合は、自動化されたブラスト装置が効率的です。少量の場合は、手作業のグラインダーやケミカル洗浄で十分かもしれません。スパッタの形状も考慮が必要です。
作業環境とスペース
作業スペースが限られている場合は、小型のグラインダーやハンドツールが適しています。大規模な工場では、大型のブラスト装置やロボットシステムの導入も可能です。防爆仕様が必要な場合もあります。
コストパフォーマンス
装置の購入費用だけでなく、ランニングコスト(研磨剤、洗浄液など)やメンテナンス費用も考慮しましょう。初期投資を抑えたい場合は、レンタルサービスの活用も検討できます。
これらの要素を総合的に考慮し、最適なスパッタ除去装置を選びましょう。
スパッタ除去装置のご相談は菱神産業株式会社にお任せください
溶接作業におけるスパッタ除去の効率化は、生産性向上に欠かせません。菱神産業株式会社では、協働ロボットに搭載可能なエアハンマーを提供しています。
エアハンマーは、他のメーカーや従来の手作業によるスパッタ除去の課題を解決する革新的な装置です。
特徴 | 詳細 |
---|---|
1台3役 | 「叩く、運ぶ、削る」の3つの機能を1台で実現 |
協働ロボット対応 | 六軸ロボットなどのアーム先端に取り付け、人間と同じ空間で安全に作業可能 |
多様な作業に対応 | スパッタ除去だけでなく、チッパ作業、バリ取り作業、ハツリ作業にも対応 |
簡単なプログラミング | 専門知識不要で、誰でも簡単に作業設定が可能 |
エアハンマーは、スパッタ除去作業を自動化することで、作業員の負担軽減、作業時間の短縮、品質の向上に貢献します。また、反動や騒音が小さいため、作業環境の改善にも繋がります。
菱神産業株式会社は、1975年創業の機械工具の卸売り及び工場内請負作業を専門とする企業です。長年の経験と実績に基づき、お客様のニーズに合わせた最適なスパッタ除去装置をご提案いたします。エアハンマーの導入や価格に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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溶接作業におけるスパッタ除去の効率化に関するご相談は菱神産業株式会社へ
会社名 | 菱神産業株式会社 |
---|---|
設立 | 1975年5月1日 |
資本金 | 1000万円 |
代表取締役 | 上野 勇次 |
住所(本社) | 〒675-0031 兵庫県加古川市加古川町北在家550−10 |
TEL | 078-943-1997 |
FAX | 078-943-1030 |
事業内容 | 透明マスク「マスクリア」「ウィンカム ヘッドセットマスク」の販売、インターネット通販(株式会社セルフイメージ)、機械工具の卸売業、構内請負業 |
URL | https://www.ryoshin.com/ |