飛沫防止の対策で設置するアクリルパーテーションの形状は、ベーシックやサイド特化型など様々です。オフィスや飲食店などで設置する際は、ストレスを感じないよう場所や状況に適したものを使用しましょう。

オフィスに導入されるアクリルパーテーションの形状・生じるストレスを解説

飛沫の防止対策としてパーテーションは多くのオフィスなどで導入されています。一般的にアクリルパーテーションを設置することが多いです。様々な形状があるため、状況に合わせて使い分けることをおすすめします。

アクリルパーテーションの形状

主に以下のような種類があります。

• ・ベーシック型
  場所を取らないシンプルな形状で、主に対面する場所での使用に適しています。サイズも豊富なため設置場所の広さに合わせて対応しやすく、場所を変えて使用するときや大量に必要なときにも便利です。下部に開口部があるタイプは、書類の受け渡しや配線ができます。開口部がないタイプは食堂や休憩室などに設置されることが多いです。

• ・サイド特化型
  サイド特化型は、ベーシック型に飛び出し部分や袖部分が付いた形状です。その名が示すように、サイドに置いて隣からの飛沫を防ぎます。透明タイプなら圧迫感も少なく、飛沫を防止しながら隣の人とのコミュニケーションが取りやすいです。半透明タイプは、集中したい場所やプライバシーを守りたい場所におすすめです。

• ・コの字型
  コの字型は正面と両側の3面に設置できます。ベーシック型を3枚組み合わせるよりも設置が簡単で、コストを抑えられます。折りたたみできるタイプの場合、席を移動するフリーアドレスのオフィスやコワーキングスペースでも便利です。

• ・L字型
  L字型は正面と片側の2面に設置できる形状です。組み合わせ次第で、デスクの配置が横並びに連なるオフィス、片側が壁になっている場所、大きなデスクなどへも効率的に設置できます。

• ・十字型
  1台で4人～6人に分けられる形状です。アクリル板を溝に合わせて組むことで、簡単に設置できます。脚がなくても自立するため、スペースが狭いテーブル席や円卓、パーティー会場などにおすすめです。

• ・クランプ式
  クランプ式は固定器具を使って、パーテーションが動かないように設置します。テーブルの天板の厚みに応じたクランプを設置でき、しっかりと固定することで落下や転倒などのトラブルを避けられます。

◇アクリルパーテーションのストレスとは？

アクリルパーテーションは飛沫対策に役立つ一方で、ストレスを感じてしまうこともあります。

• ・意思疎通がしにくくなる
  アクリルパーテーションを設置していると、話し声が聞こえにくくなる、書類の受け渡しに手間取るといったケースがあります。耳や顔を近づけて何度も聞き返したり、わざわざ立ち上がったりするのは、コミュニケーションを取るうえでストレスとなります。

• ・圧迫感や閉塞感を感じる
  限られたスペースしかないオフィスのデスクや飲食店のテーブルにアクリルパーテーションを置くと、透明でも少なからず圧迫感や閉塞感があります。モノを置くスペースが狭くなる、身動きが取りにくくなるなど、ストレスを感じやすくなります。

• ・落下に対する注意が必要
  人の出入りや子どもが多い場所、狭いオフィスなどへ設置するときは、アクリルパーテーションの落下にも注意が必要です。落下によって破損してしまう危険性があります。

• 飛沫防止の対策で導入したにもかかわらず、業務に支障をきたしては本末転倒といえます。このようなストレスを軽減するためにも、設置場所に適したパーテーションを導入しましょう。

パーテーションによるストレスを緩和するならテーブルエアーの導入を！

パーテーションはデスクやテーブルの数に応じて用意する必要があります。しかし、設置するスペースは限られており、業務中のやり取りがスムーズにできない、接客中にお客様の声が聞き取れないなど、ストレスを感じてしまうケースも少なくありません。コミュニケーションが重要な場面では、アクリル板の代替として空気の壁を活用しましょう。

菱神産業 株式会社で代理販売しているカルテック社のテーブルエアーは、光触媒フィルターから放出されるキレイな空気がパーテーションとしての役割を担います。汚れた空気を吸い込み、フィルターを通してキレイにした後、デスクの上に置いたモール部から放出する仕組みです。呼気に含まれているエアロゾルを上部に流し、室内の気流に乗って換気扇や窓などへ換気されます。声が通りやすく、顔も見えてストレスを感じにくいです。製品に関するご質問などにも丁寧に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。